○学社融合 担当:渡邊(新潟県立生涯学習推進センター)

学社融合の問題点
・学校が地域の働きかけにのってこない
・外部の人間を入れたがらない
・公立の社会教育施設の情報公開を渋る
・なんのために学習しているのかわからない
・学校と施設と地域のすり合わせ
・ 方針(コンセプト)を持っていないのではないか
           ・・>で社会教育と溝ができるのではないか。

【学校の立場から】
・ 年間の教育課程を組んでいる最中であるが、持ち込み行事だと、組んだ教育をカットしなくてはいけないことも有りうる。社会教育と学校教育の合わせができてくるのではないだろうか。
・ 学校側でも地域の教育力を高めるために、地域との人材作りを進めていきたい。
・学校でやっていることは、親がわかっていないのでは。
・ 学校のことに関して親が子供にまかせっきりであるのでは。
・学校の変化に、社会教育施設はまだ理解できていない部分が有るのでは。
・ 社会教育施設では、いかにイベントを行って憩おうかという一面も見える。
・ 公立の施設でも動きはじめているが、まだまだではないか。
   資料を持っているのは博物館なのに・・
   日本全体がそうなのである。これからその上部を変えるプロジェクトを持っていく必要が有る。
・ なんのために施設が有るのかを地域、学校が要求してくる必要も有る。

【地域社会の面では】
・地域の教育力(しつけ)がなくなってきた。地域の活性化のためにどのようにしていくかが必要
・ 変わってきたのではないだろうか。地域によって違うが、広がってきている。
・ 変わってきている予備軍、新しい力は地域にたくさんいる。
・ 地域のネットワークで、自分たちで情報を交換していることがある。「やれることをやれるときに楽しみながらやる」という発想も増えてきているのではないか。
・ 保護者の学校HPに対する期待は多々ある
・ 「学社融合」は、双方がメリットを持つ必要が有る。
・ 地域の情報環境がまだ整っていない部分もあるが、メールでの保護者の考えが出てきており、徐々に変わってきている。
・ Webの日誌ソフトは、子供が毎日行うWEBベースの作業で、先生に負担はないのではないか。
・まだ、インフラも機能しない社会も有る。地域の人たちとの交流の場を考えたときに  どのように対応してゆけばよいのか
・ 情報を出す、受け取る環境の問題もある。(セキュリティー、肖像権)
 何を発信するかが問題でもある。
・ 社会教育、情報教育を育てる側でのコンセプトを課題として、社会の方から学校にすり寄ってくることになるのです。
・ 自分の意見を言おうとしない子供が増えている。しつけも学校に求められている。
・ 違う価値観の親を見る、子供をいかに増やすかが大切ではないか。

<高校の先生の立場から>
・ 企業を求める人材を学校で担うことは良いことなのか?
  ・・>「無から有を生み出す人間」頭の柔らかい人を学校は育てているだろうか。
・ Web上での日誌情報発信で子供達の情報活用の実践力はつくのだろうか。
  ・・>情報管理ツールではない
・ 価値観の多様化に対し、学校はどのように対していくか
  ・・>人を育てる事

<最後に一言>
・ どのように学校と社会が融合していくかが課題。いつでも入れる学校環境を生み出していくことが必要。地域には笑顔で対応。
・ 地域が学校と一緒に関わって欲しいと考えていた。日本全部がそのように菜って欲しい。どうしたら良いだろう。
・ 学校だけでは教育はできない。親が考えていくチャンスを与える必要がある。
・ 社会の中でどのように学校と地域が関わっているかを探していきたい。
・ 学校のホームページを開く機会はまだ少ない地域も多い。環境が整ってくる
・ 普段の授業で親が学校に参加している。
・ 情報教育の力は避けてとおれない。地域を育てていく必要がある。
・ 学社融合と情報教育のイメージは違っていること。
・ 地域の情報環境インフラは時間の問題。学校と社会教育で新しい価値の見直しがでてくるだろう。
・ 情報の多様化を受けて立てるようになるような育成も必要になってくる。
・ 学校と地域の緩やかな交流をするには情報のインフラを進めていくことが必要。

<永野先生>
制度を変えていかないと変わっていけない。カリキュラム自体を動かしていけるように意識して参加していくことが必要である。