○対談  =提案=





 対談の様子、
 グラフィックファシリテータの様子
 まとめたものは こちらから



○小林
子供達が恵まれた環境で
買いたい物がかってもらえる。このような子供達の成長を見据えて教育を行っているだろうか。
 豊かな中でしかも創意工夫された中で、育つ子供達が、どのようなっていくか、これを分析していかなければならない。

・ハリーポッター
 考えさせられる物がある。背景には、どうとらえていけばいいのか。現実とファンタジーその中に あるもの。子供は、あこがれる。世界中でヒットしている。じっくり本を読む子供達。ネットワーク化された価値観。現代の子供達の想いが背景にある。
 昭和12年のみき きよし。学力低コが述べられている。今の時代と同じである。本当にそうだろうか。子供達の可能性、いつの時代も心配するが、子供を信じていけば大きな可能性があるのではないか。学力低下と言うが、子供達を信じていけば、
 新しい科学を受けてきた子供達。
 魔法の基礎基本をしっかり学ぶ。賢者の石を目指す。石は本当の真実。本当に得た物は、友情だった。ファンタジーの世界であるが、現代の子供達が原点の大切さ。求めていく真実。
 教育という物を信じていく。じっくり育てていく。その真実
 子供は、速いスピードで物を吸収していく力がある。情報教育。ど、結べばいいか。
 5つのフリー。新しい教育のキーワード。それぞれの学校に主体性が任されてきている。国から帰省されてきたところから、解き放され、どれだけ自分の学校として時数を作っていけるか。自由 どこまで、本当にフリーと自覚しているか。問われてきている。自由と責任が管理職が問われる。自由の中に責任。自立する教師。

2、特色ある学校作り
 標準時数が守られない。制裁をおそれる。画一型になっていった。そこから、自分たちが自由に作っていく時代になってきた。安全管理。マニュアル作り。管理上の問題と分けながら任された物を責任を作っていく。ベンチャー企業の精神。

3、基礎基本
 新潟県教育委員会 ABC学力。自分から課題を見つけ、判断し>c学力
 A=知識・技能  B=目標、内容
 情報教育でも A,Cがあると思う。
 新潟県の情報教育の現状と課題。全国的には、教員スキルは上位であ驕Bランは、4位。情報教育主事制度。県か7人。3年間で100%にする。
 順位で言うと全国的には高いが、まだまだである。
 すこしでも、すこしでもと言う時代は、じっくり進むが、ある時から、急激に進み出す。情報教育が堰を切って流れ出した。その時代をつかみ取る。
@自立する教師との関わり、スキルよりうぃるだ。日本人は、工業の技術を持っているが、それ以上にウィルやり遂げる意志が、もっと大切。

○永野
 情報教育=パソコンと引っ張られる。心の底では、コンピュータと思っている。誤解を取り除く。
 次のステップでは、直接的なメッセージを発信。教育という言葉を使ったらだめである。情報教育ということばをやめていく。
 時代は大きく変化。規制緩和。新しい指導要領が実施されるだけではない。大学長も名誉職ではなくなった。舵取りが要求される。
 規制の時代は、決まっていることを守らせる。ルール逸脱していないかをチェックする。これが仕事だった。これが、学校であった。8年先の小学校のイメージは、かなり違う。
 1/3は、先生ではない。いろいろな人がサポートしてくる。教科の内容を知っていいてそれを教える。この力より、人をマネージメントする力が要求される。制度的、予算的に保証され、法律もそのために整備されている。すぐにとはいかないが、5・6年位で動き出す。
 従来のカリキュラムデザインでは見えてこないが、世の中が変化するだけでなく学校のシステム環境が変わってきている。
・学校も競争の時代。
 学校を保護者が選ぶ。学校の意識も親の意識も変わる。親が学校に参加することが前提。全ての公立学校が私立になるイメージ。カリキュラムの特徴を持っている。学校の特徴を見せていく。そのかわり、親にお願いする。

・学校は協調の時代
 総合的な学習の時間は、その典型。地域との連携。これからの学校に向いているのか向いていないのか。

・いろいろな教科で10年前と比べて違う。しかし、新しい試みをしやすい時間は、総合的な学習の時間が行いやすい。規制緩和の時間。学習カリキュラムとしての
 免許ももっていないひとも教えて良い。それが、見えトない人には、無駄な時間になる。とても使いやすい時間。今までは、教科に閉じこめられていた。カリキュラムをつくることができる。画期的。
 次の指導要領までの執行猶予。8年間の執行猶予。

 伝統的なカリキュラム。は、現場で必要とされる知識・技術の伝達>社会へ。カリキュラムに社会が要求される物を入れていく。
・情報では、伝統的なカリキュラムの手法が使えない。進展スピードが速い。
 そこで、情報アクセス型のカリキュラムにした。 問題解決場面に子供達がぶつかり、そのなかで、知識・技術が要求され、失敗を繰り返す中で力がtいてくる。
 時間があって、プロジェクト型で、失敗を繰り返すことができる。大事なのは、時間を確保すること。課題解決的な学習。その解決をする上で情報が大切になってくる。

・評価の仕組み
 先に身につけて欲しい能力を規定する。その中で、活動を規定していく戦略をニった。

対談
永野・指導可能教員について
 教師が本当に必要と感じた物は、研修をしなくても身に付く。教育にどうつかうか、それは、研修をしなくては、いけない。
 ほっとけば身に付くような技術に研修をしすぎていく。職能に研修をシフトして欲しい。

・小林
 いろいろな要求を整理し総合化する力。それを職員に納得させていく。きちっとした方向性。グランドデザインを描く。それが情報教育を正しくひっぱていく。整理する。自分たちがやっていることを整理する。
 
○Q&A
 q:戸田
  自立する教師を目指したいが、なにをどうやったらよいか分からない。県・国は、どういう情報を与えてくれるか。
 A:小林
  自分の燃えるもの、やりたいことにとことんやってみる。没頭・追求・自己表出。これが一番大事である。没頭の時期、追求、総合的な学習、環境でとことんやってみよう。そこに問題点が出てくる。そこで切り開くことになる。それが自己表出になる。自分がそのように歩んでいく姿が、子供達のC学力につながる。
 行政は、支援はしてきているつもりである。問題は、いろいろな姿を描いて 集約されて全職員のものとして落ちて、機能していくかが問題である。メッセージを送り続けているつもりである。
 
A:永野
 教師が非常時幅広い能力を要求される。それを短期間に身につけることは難しい。10年は必要である。どんな経験もプラスになる。教師の仕事は幅広いので役に立つ。行政が、自立的教師になるための研修を行うことはない。フリーの時間を与える。そのような流れになる。自己研鑽をする。それに対しての妨げはしない。

Q:小・中の情報教育、何のための情報教育をするか
A:永野
 活用の実践力・科学的な理解・ その前に文章で明記されているので、そこを読めば、何のためにやるのか。それが分かる。そこを読んで欲しい。大学の入試もそのような形で動いている。

q:教師に求められているマネージメントについて・ベンチャー精神とは?
A:小林
  特色ある学校作り。学校の実態に即した。財政でも予算を確保していき、どう経営していくか。その背景には、説明責任がある。地域の皆さんが納得できる物にしていき、学力保証をしていく。説明責任を背景にした自分なりの特色作り。これは、企業家と同じ。財政のバランスシートを考えながら研究会を運営する。
 チャレンジする躍動感とマネージメント。教育センターの見直しの中で、マネージメント能力を研修として考えていきたい。管理職テストの中にマネージメント能力を入れていく。そのように適している方を管理職にいれる責任がある。


q:教授型のも必要ではないか?
A:小林
 ABC学力を見て欲しい。

○石野
 自立する教師。センターでは、先生方をが、どう自立していくか、それを支援する研修を行っていく。
キーワード:ネットワーク型・出前型で用意する。

※総括
○小林
1、お互いに情報の発信者であり、共有者でありたい。
2、協調する。教育の中で、主体者であったり、協力者でありたい。いろんなひとたちがやってくる。
  学校に入ってくる多くの人たちをどうコーディネートして、一歩前に進めるか。いろいろな補助金情報をつかみ、もってくる。金がないのではなく、もってくる。

3、地域レベルでこのような話をじっくり話す時代に来ている。上越エリア。このエリアでどのような情報教育をしていくか。県指示だけではないばあい、学校で考える前に、地域レベルで考える必要があるだろう。


○永野
1、教師にとっても力をつけて行くには、問題解決型のスタイルでないとだめである。伝統的なカリキュラムスタイルでは、実践力が身に付かない。身に付くスタイルに変えていく。また、そのような研修に参加していくようにする。費用は、かかるが個人投資だと考える。かならず戻ってくる。

2、
・教え込まない教師
 教えないで教えるそのような指導技術。
 自学自習の演習教材の開発。これを行うことによって、子供が見えるようになってくる。
・自ら情報活用の実践力
 課題解決型の研修

3.実施に必要な材料
 ・子供に配るノート
 ・進行表
 ・教師の役割
 ・学習支援ツール
 ・素材資料
  このような材料はたくさんある。また、お金もある。しかし、いい企画がない。規制の中では、お金はないが、教育に投資したい人たちもたくさんいる。

 いろいろな素材・情報もネットワーク上で配布されている。時代は動いている。
(文責:新井中央小 木嶋)