JAET副会長の豊田様から講評をいただきました。
2月 01
日本におけるプログラミング教育、ねらいとねがい
聖心女子大学 名誉教授 永野和男 様より講演していただきました。
昔は、職業としてプログラミングがあったが、今の時代では全ての人にプログラミングが必要になった。定型的なほとんどの仕事をロボットを行い、人間の仕事は2極化される。ロボットではできない状況に対応した創造性の高い行動的な仕事か、ロボットがやりのこした細かで賃金の低い仕事である。
学習内容としては、教科の中に位置付けにくい。しかし、情報活用能力と同じで、教科の中に入れるとやらなければならなくなる。内容より、方法が大事。
どうすれば思考力が身につくか。何度もやってみる。いいモデルを見せる・まねさせる。明示的な(意識化できる)設計と結果からのフィードバック・修正
プログラミング経験の効果。メディア・リテラシーでの「30秒のコマーシャル映像の制作・編集を経験させる」ことに似ている。情報が意図的に操作できることを見抜く能力を育成する。
プログラミングの経験。昆虫採集や遠泳をやらないよりやった方がいい。その中から、新たな人材ができくる可能性あり。しかし、やるなら、子供が面白い(挫折しない)。プログラムしている意味が、見えてくる(課題と連動)。認知的作成環境を保証する。
2月 01
プログラミング授業のカリキュラムをカスタマイズ〜系統的なプログラミング教育に向けて〜
和歌山大学教職大学院 教授 豊田充崇 様よりワークショップ2をしていただきました。
児童たちが体験を通して、自分もコンピュータを使って何かを作ることができるという”作り手”になれるという気づきを与えることを目指すために、プログラミングカリキュラム構想シートを使って、5・6年生の8時間以上の授業を考えました。グループになり、なぜそのように構想したのか理由を述べ、様々な考えを共有することができました。
2月 01
プログラミング教育実践の秘訣
常葉大学教育学部 講師 佐藤和紀 様よりワークショップをしていただきました。
「プログラミング的思考とは、何か」コンピュータ・プログラミングの見方・考え方を養う」とすると考え易い。しかし、体験しないと見方・考え方が身につかない。
「アンプラウドは簡単か」曖昧なく手順がすめせているか、コンピュータを活用したプログラミングを補足する学習活動あるか、ということを考えると難しいのではないか。
小学校プログラミング教育の次のステージに入っている。来年度から理科と算数の教科書に必修課題が入っている。しかし、様々な実践を見ると、イマイチな評価多いのではないか。そこで、質を高める・深める・広めるためのワークショップを行った。
2月 01
プログラミング教育への期待と課題
富山大学名誉教授 山西潤一 様より講演していただきました。
「そもそもなんでプログラミング教育が必要か」新しいものを作るためには、創造性と問題解決能力が必要である。情報化が進展する世界の中で育てなくてはならない人材である。さらに、魔法の箱(世の中のいろいろな仕組み)をクリアするため、プログラミング教育が持つ可能性(プログラミング的思考力)に期待する。
「プログラミング的思考とは」論理的思考力とコンピュータ的思考が合わさってプログラミング的思考力となっている。
「学習指導の視点から」教科の目的に準じてプログラミング教育を取り入れることが、現場の先生方を悩ますところ。コンピューターは知識がない、そこでコンピューターに教えてあげるという考えで授業を組み立てる。
「カリキュラムマネージメントの視点から」プログラミングをすれば、論理的思考力やコンピューター的思考力が身につくか。発達段階に応じた段階的指導が必要である。プログラミング学習のカリキュラムマネージメントが大切である。
1月 12
雪おこし2019研修会のHP
2020年2月1日(土)に行われる雪おこし2019研修会のHPを作成しました。
今年は、日本教育工学協会(JAET)の教育実践セミナーと共催になります。
ぜひ、皆さん参加してください。