実践発表会<低学年1>

佐藤尚也(上越市立国府小学校)

学校全体としては、学校評価アンケートをformで回答したり、Meetで接続や持ち帰りの試行を行っている。上越教育大学の学校支援プロジェクトの学生のおかげで、ICT教育が発展してきた。

☆1年生活科「あさがおの思い出スライド」でJamboardの活用
・1年生は漢字も読めないため、50音を見ながら1つ1つ丁寧に教えていく。
・使用ルールを確認しながら、操作の説明をして除々に慣れていけるようにした。
・成長段階ごとに写真を選び、切り取りなど行いながら完成させた。
○視覚的な振り返りが簡単にできる。
○自分で撮ったことで流れを思い出しやすいし、仕上がることによる満足感や喜ぶ姿が見られた。
○データの管理が容易だった。
▲作業スピードに差があり、ゴールを意識した収集ができない児童もいた。
▲写真を選ぶのが難しい児童がいた。

☆1年国語の作詩活動でドキュメントの活用
・慣れると意欲的に活動に参加し、書くことが苦手な児童も積極的に参加していた。
○教師の手間が少なく、実践しやすい。
▲キーボード設定とボタンの事前指導が必要。児童の実態に合わせた使い方ができるとよい。

☆まとめ
○苦手な児童(書くことが苦手、文を作ることが苦手)も文章を作ることができる。
○データの管理がしやすい。
○自分で作るという満足感が生まれた。
▲ICTの利用経験による個人差が見られた。
▲教員のサポートがもっとできるとよい。
▲授業の道具として、まだ見えていないところがある。