実践発表会<高学年2>

廣田崇明(上越市立戸野目小学校)

ICTを活用するときに心掛けていること
・iPadを活用してどのような学びにつなげるか
・目指す子ども像を意識すること

☆5年学級活動で自己紹介
・Keynoteの活用し、自分のことを他者に紹介することができるように
・スリーヒントクイズ、アニメーションをつけるなど工夫したもの作成する児童がいた。思ったより使い方がよかった。

☆5年理科「メダカの誕生」でPagesを活用したパンフレットを作成
・著作権について指導していなかったので、自分たちの画像だけで作成した。
・遊びながらローマ字の入力に慣れていった。
・QRコードを無料で作れるサイトを利用して、NHK for Schoolにリンクを貼った児童もいた。
・他者に分かりやすく作る意識を持つことができた。

☆5年国語「脚本家になろう」でPagesを活用した脚本製作
・既習内容である「ごんぎつね」のある場面の挿絵を示し、脚本形式で作成する。
・多様な児童の視点を大切にしながら指導を進める。

☆5年家庭科でのカメラ機能を活用した玉結び、玉止めの指導
・制作の様子を撮影し、自分で客観的にチェックできる。
・1人1人のデータを残すことができる。

☆5年総合的な学習の時間での収穫した米の販売での活用
・お客さん(保護者など)を意識し、児童自身がポスターやお便りをPagesで作成した。

☆5年算数「体積」での活用
・体積を工夫して計算できるようにデジタルのシートを作成し配布する。
・計算方法が思いつかない児童も意見を共有することで活発な意見交換ができた。

☆5年算数「面積」での活用
・平行四辺形の面積の求め方である程度の図が動かせるようになっているシートを配布して考えさせる。
・苦手な児童も意識して図形を動かしている様子が見られた。

☆戸野目小学校の実態
・iPadの持ち帰りがまだできていない。
・Meetの接続に不安がある。
・休校があったときに学びを止めないための準備が必要。
・1年間使用して学習ツールをわざわざ使用しなくてもよい場面が分かってきた。
・児童自身が目的を達せいするための方法として複数の選択ができるように