実践発表会<低学年2>

渡辺春佳(上越市立国府小学校)

Jamboardを使った算数授業の実践
・Jamboardだと加筆修正がし易い。
・考えを共有しやすく、全員でみることができる。
・準備として①部屋を1人1つ作る。②クッキーの絵をパワーポイントで作る。③事前に使用する機会を作る。(慣れるため)

☆2年算数「1000までの数」
○様々な考え方(2つずつ数える児童、1つ1つ数える児童、20ずつ数える児童)が出た。
○友達の考え方に常に触れることができるため、自分の考えを変えたり、比較したりする児童がいた。
○席を立たずに友達の考えを共有できる。
▲画面が小さいため、指での操作には限界がある。
▲2つの考えを比較することが難しい。(iPadのマルチタスク機能の使用するのは難しい)
▲共有後のまとめが盛り上がらない。(比較する視点が必要だった)

今後について
・国語で共同編集する作業を取り入れる。
・生活科でiMovieを使って動画を作成する。
・学級活動等でformを使ったアンケートを活用する。

課題など
・iPadを使うことが目的になってしまわないようにする。
・自分の考えを持つ、伝えるのが楽しいと感じられる使い方を模索する。
・さまざまな考えがあるのが楽しいと感じてほしい。(ねらいに向けたICT活用の必要性、教師が何を語るか、どの視点を与えるかが必要)