実践発表会<高学年3>

佐藤伸一(長野県栄市立栄小学校)

2つの動画を視聴
①ダンスの動画(テキストを入れながら)
②スクラッチで作成したゲーム

☆全校運動での活用
・臨時休校になったときに家庭での運動量確保のために動画を作成して配布した。
・児童は面白かったと意欲的に行っていた。
・4年生は継続してやりたい。体を動かす楽しさを実感していた。

☆6年プログラミング学習
・1年生でも楽しめるものを作ろうという目標で活動した。
・今年度よりプログラミングを意識した取組を始めた。
・キャラクターを動かすコントローラーを自作している児童もいた。
・クリアとゲームオーバーは児童の発想で
○コンピュータへの指示を直感的にすることで製作意欲が高まった。
○論理的に考える力がついた。
○ゴール(目標や願い)が明確であれば、児童たちだけで授業が進む。
○教師の立場として、やり方を教えず環境や場を整える。児童は本やカードを使って自分で問題を解決していく。教師は児童同士をつないだり、困っている児童の手助けをする。

☆上学年プログラミング研究所の取組
・6年生が学んだことを4・5年生に教える場としてオープンスペースに共有する場を作成した。
・2学期にかけて運動を行った。
・12月にはプログラミングフェスティバル(全校が参加する)を実施した。

☆児童会でのロイロノートの活用
・毎回提出箱に議案書を提出する。
・タイピング機能により字を書くよりきれいにまとめられる。
・議案書づくりがはかどる。
・いつでもどんな意見や質問があるか分かるように、児童総会の質問や意見を提出箱に提出する。
○児童会に対する意欲が高まった。
○ローマ字入力の力がついた。(キーボー島を使用)
○ペーパーレス化が進み、働き方改革につながる。
○自宅でもロイロノートを使って気軽に提出できる。

☆全校オンラインタイム
・10分間だけ学校に散らばり、Zoomで接続する。
・自分だけでZoomに入れるように練習する。
・ハウリングを起こさないようにトレーニングになる。
・臨時休業になっても児童の学びを止めないようにという教師の願いから実現した。
・10分間読書するなどさまざまなミッションを展開した。
・ブレイクアウトルームを使って、教師が課題を出しチャレンジする。
・繰り返し行うことで1人でZoomに入れる力を身につける。

☆オンライン授業
・6年算数の比の学習などでは、自宅にある比を使ったものを探したりして自宅にいる利点を生かした授業を行った。
○ミュート機能を使って静かに学習する時間を設定したり、友達の考えを聞いたりする時間を設定し、活動にメリハリを付けることで充実した時間になった。
▲1年生にとってのZoomを使ったオンライン授業は保護者の協力なしでは難しい。
▲長い間ディスプレイを見ているので、目の健康状態が心配である。